・宅建士の勉強法は?
・テキストはどれがいい?
・いつごろからはじめればいい?
宅建士や一級建築士をはじめ、様々な資格に全て一発合格している筆者が解説します。
宅地建物取引士の試験について
宅地建物取引士(宅建士)の試験は、例年10月の第3日曜日に実施されています。
毎年20万人以上が受験し、合格率は16~18%前後です。
試験はマークシート形式で行われ、全50問中、7割程度の問題に正解できれば合格できます。
宅建士は合格率を一定に保つ相対評価の試験と言われており、年によって合格点が前後します。
出題範囲は、以下のようになっています。
・権利関係
・法令上の制限
・税その他
・宅建業法
・免除科目
宅地建物取引士の勉強法
筆者は7月末に勉強を開始しました。
10月19日が試験日だったので、2か月半程度の勉強期間で合格することができました。
私が実践していた勉強方法を公開します。
①学習の順番は、権利関係もしくは宅建業法⇒その他はどれからでもいい
②YOUTUBEで解説動画を観る・聴く
③スマホでスキマ時間に過去問を解きまくる
④YOUTUBEで解けない部分、苦手な単元の解説を観る・聴く
以上です。
詳しく解説していきます。
①学習の順番は、権利関係もしくは宅建業法⇒その他はどれからでもいい
についてですが、まずは理解するのが難しい権利関係についてから学習をスタートすることをお勧めします。
ですが、難しくて挫折する可能性があるので、簡単で出題数も20問と最も多い宅建業法からでも問題ないです。
権利関係は例年14問出題されますが、民法などの考え方が非常に難しく(半分正解できればOKと言われています。)、早めに対策をしておく必要がある科目になります。
その他の科目は、基本的に暗記のウェイトがほとんどで、早めにはじめてもどうせ直前期に忘れるので、1~1.5か月前くらいからはじめる程度で問題ありません。
②YOUTUBEで解説動画を観る・聴く
についてですが、まずは You Tube Premium に登録しておくことを強くお勧めします。
You Tube Premium とは、月額1,680円で、以下の機能等を楽しむことができるサービスです。
・広告なしで動画を視聴できる
・動画をダウンロードしてオフラインで視聴することができる
・バックグラウンド再生ができる
宅建試験でしておくべき唯一の課金はこれだけです。上記の機能により、広告のストレスもなく、ながら作業で耳で勉強をすることができるため、非常におすすめです。
市販のテキストは試験で出題されたことが無い項目についても解説されていることが多いため、学習効率が非常に悪いです。あとは単純に持ち歩くのが面倒です。You Tuber は出題頻度が高い部分を抽出して解説してくれています。
宅建試験は、日本で一番受験者数が多い人気資格なので、その分 YouTuber による解説などもたくさんあります。
その中で、私が見ていた YouTuber をご紹介します。
・こざりえの裏技宅建合格チャンネルhttps://youtube.com/channel/UC98PlmYNo7PJSgTLWVKXoDg?si=3rIyL1JbUrcjY1Tz
⇒特に難しい権利関係などについて解くための裏技を解説。単元ごとに一本の動画にしてくれているので、大枠をつかむために学習の初期におすすめ。
・【宅建試験】アガルートの最短ルートTVhttps://youtube.com/@tv-eo3fx?si=wQm6NDjOhVlgoWnN
⇒一問一答とその解説を聴き流していました。
・【宅建に合格させる男】こうのすけhttps://youtube.com/@konosuke_takken?si=k-1vQxsoTU2AnG03
⇒解説が分かりやすい。
・棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】https://youtube.com/@fudousandaigaku?si=ie3pINpa9Uft7r7o
⇒暗記系項目を覚えるための替え歌がいい。
・ポトム塾長の宅建ハック塾https://youtube.com/@takkenhack?si=0Ffg7Vns5Rkap7Ur
⇒一問一答をひたすらお風呂で聞き流していました。
このように、色々な YouTuber の動画を視聴していました。学習初期は、通勤やランニング中などの耳が空く時間に動画を聞き流したりすることをお勧めします。
③スマホでスキマ時間に過去問を解きまくる
についてですが、私は以下の宅建試験ドットコムというサイトを活用して、電車移動の時間や寝る前、お昼休み等の時間を利用して過去問をとにかく解きました。
宅建士 一問一答道場🥋【最新法令対応済】|宅建試験ドットコム
このサイトでは、分野別に出題を指定することができたり、ランキング形式で全国の人と比較することができたり、ゲーム感覚で楽しむことができます。
以下のような感じで、分野を指定して「都市計画法だけ勉強する」みたいな感じで解くことをお勧めします。
全分野を最低2周解くだけで、かなり力が付きます。
そもそも宅建試験の問題の7割は過去問からの出題と言われているため、過去問を完璧にするだけでも合格点に達することができます。

④YOUTUBEで解けない部分、苦手な単元の解説を観る・聴く
についてですが、これは②③を行ったうえでの反復作業ということになります。
この繰り返しにより少しずつ得点力が上がっていきます。
勉強開始時期について
私は上記の学習方法で、2か月半で合格することができましたが、学習開始時期はもちろん早い方が良いです。
おすすめは、6月ごろから権利関係や宅建業法について聞き流し学習を開始することです。
まとめ
宅建試験の勉強法は以下の通り
①学習の順番は、権利関係もしくは宅建業法⇒その他はどれからでもいい
②YOUTUBEで解説動画を観る・聴く
③スマホでスキマ時間に過去問を解きまくる
④YOUTUBEで解けない部分、苦手な単元の解説を観る・聴く
独学でも十分合格可能。テキストの購入も不要。
You Tube による動画、音声視聴と宅建試験ドットコムによる過去問学習を中心に行う。
勉強開始時期は早い方が良いが、6月ごろから権利関係や宅建業法の聞き流し学習をはじめるのがおすすめ(7月末からでも合格可能)。
今回は以上になります。記事をお読みいただきありがとうございました。